紀伊の徒労

徒然→とぜん→徒労

聖地巡礼: 私(ぼく)が君にできること

まえがき

先駆者が見られなかったため、筆者にて聖地の考察を行っている。先の記事を参照のこと。

動機

四国DCキャンペーンが開催され、安いフリーきっぷが出ていたこと、及び活動報告で聖地が判明する環境が整ったためです。2021/10/8の巡礼を記事にしています。巡礼に関係ない部分(ご飯とか)は別記事になります。

特急

早速前回の考察に無い項目ですが、乗ったので……。電車も例外ではなく、さきほどまで乗っていた在来線があまりにもクネクネに曲がりに曲がっていたせいで、吐きはしなくても顔を青ざめさせる程度には気分を悪くしてしまった。(84話)とあったのですが、正直かなり酔うと思います。少しお手洗いに席を立ったら気分が悪くなりました。
車酔いを避けるには景色が有効ですが、(大歩危小歩危峡が少しは見えるものの)ほとんど木と切通しの崖だけで、景色が近すぎて逆効果でした。また、「振り子式」と呼ばれる車両挙動でロール方向のGがかかること、気動車ゆえの変速ショックなども相まって中々でした。岡山から高知まで2.5時間。結構長かったです。

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①ほとんど景色こんなの。②琴平からが本番。山登りが開始。③貴重な風光明媚な風景。

桐町アーケード街(帯屋町1丁目商店街)

直線650m長の全天候型商店街です。それなりに人通りもあって、賑わいを感じました。姫路のみゆき通りを少し広くした印象です。そのような表現では伝わらないと思いますが。

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①商店街入口。アーケード型で楓さんも安心。②写真の写りが悪いが、結構人いる。

学園

前考察記事で土佐女子中学高校を仮想聖地としています。隣を通ると中が若干見え、あぁ私立だなと感じました。
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通学路

仮想聖地(楓宅)まで学園から徒歩で歩きました。約20分です。閑静な住宅街でした。いくら地方であるとはいえ県で一番の高知駅近くだからそれなりに賑やかだと考えていたのですが、意外でした。道中には中学校があり、金曜でも運動会をしていました。10月とはいえ日差しが大変暑く、歩いていると汗をかくほどなのに全員マスク着用してて大丈夫なのか……?

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小さな橋を渡り……

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細い道を通り……

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中学校。保護者が道路から運動会立ち見してる。

立派なマンションの近くには公園とコープがありました。小説ではコープではなく「「ウェルマート」とかかれたコンビニ」が近くにあるらしいので、違うと思います。

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公園。小さな遊具もありますよ

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コープ(右側)とマンション(左側)。小説とは関係ないけど。

クレナタ(イオン)

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待合せ場所の南側出入り口。隣は立派な駐輪場。小説では敷地の隅に申し訳ない程度に設けられた駐輪場は、立体駐車場の出口のスロープ下の空間を利用したもの(36話)とのことでしたが、2021年までの間に拡充したのでしょう。

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入口すぐのアイスクリーム屋。本当にすぐ。柊さんはチョコミントを食べていますが、筆者はあまり好まないこと、確認時に見落としたことからチョコチップを購入しています。どこでもある31ですので、普通に美味しいです。地味に人生初でした。

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フードコート。15時くらいと中途半端な時間だったので空いてました。

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たこ焼き。「ソースを醤油」はメニュー記載無しで度胸がなかったのでソースのままです。鰹節抜きはオーダできました。筆者は蓮にはなれません。ちなみに外はカリっとしてて美味しかったです。

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靴屋。正直イオンモールには靴屋とかいっぱいあるので、推測です。

高知駅朝倉駅~葵さん/綾音さん宅近辺

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小説の通り朝倉駅までは220円。2両の普通列車です。運賃が安いので近いと思ってましたが、その間の駅の間隔がすごく短いので(山陽電車かな?)、予想より遠く感じました。途中の旭駅では特急の通過待ちでしばらく待つのも小説通り。

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朝倉駅を降りると目の前が路面電車の通り。楓さんもこれなら迷わないと思いますが……

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この辺りは安全地帯の無いタイプの電停なので、絶対自動車の運転できないです。

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途中で南に曲がり、しばらく歩くと畑が点在するので、この辺りと判断。区画整理が中途半端で道は狭かったり突然広かったり、曲がりくねったりとここらへんちょっと分かりづらいよね(106話)の言葉通り分かりづらいです。

総論

四国とはいえ、県一番の駅近くだから人混み激しいと考えていたのですが、意外と住みやすそうな感じがしました。雰囲気を味わえることで、小説を読み直すとより空気感がわかってよいかなと思います。

聖地考察: 私(ぼく)が君にできること

あぶすとらくと

本知そら氏(@sora_mtc)の執筆するWeb小説・同人誌「私(ぼく)が君にできること」※1は、5,462,362アクセス(2021/10/6時点)を有し、筆者も(多感な時期に読んだのもあるだろうが)どハマりして虜になった小説である。
C97で頒布された第6巻、及びweb小説サイト「小説家になろう」に2021/9/12に投稿された最終回により、完結を迎えた。
web小説サイトの活動報告により舞台が高知駅南であることが明かされたことに伴い、聖地の考察及び巡礼が可能になったことから、居ても立っても居られなくなり、物語に登場する場所についての考察及び巡礼を行ったので報告します。
なお、筆者はしながいサラリーマンであり高知については先見の明を得ておらず、インターネッツ諸兄におかれてはよりよい考察等あればコメント等にて議論を深めたいと考えております。

考察

考察するにおいて、物語に明確に登場する場所は多くない。大きく分類して学園、桜花、そして修学旅行先となる。
ここで、桜花は架空であると先の活動報告に明記されており本考察からは除外するものとし、(但し、本文中には隣町と記述がある。)また、修学旅行先については概ね明確に場所が記載されており、同様に本考察からは除外とした。
以上から、学園付近において考察した。記載順は説明性の良さによる。
調査は2021/10/1現在のもの。
なお、十分条件と一致しない箇所が多いことから、本作品は「ガールズ&パンツァー」のように完全に現実に忠実でなく、あくまで参考程度にした独自の世界であると推測する。相違点は各考察に記載する。

  1. 桐町アーケード街
    高知駅南の大きな商店街で、全天候型である、帯屋町一丁目商店街が条件に最も一致する。
    なお、よく登場するファミレス「プラナス」はGoogleMapで該当するものは存在しない。
  2. 学園(私立千里学園高等学校)
    学園を出て目と鼻の先にある桐町アーケード商店街(81話)ということを考慮すれば、土佐女子中学高校と推測される。
    ただし、千里学園は数年前までは女子高だったそうだけど、この少子化のご時勢、生徒数を確保するために共学にした学校(2話)であったが、土佐女子は女子高である。また、制服はセーラーであるなど、相違点は多い。
  3. 蓮池高校(参考)
    学園の隣だが、本作品では名前が多少出る程度のため詳細検討はしていない。が、土佐女子の隣にある追手浜高校と考える。
    なお、はりまや橋のすぐ北のバス停は「蓮池町通り」であり、関連性があると考えられる。
  4. クレナタ
    イオンモール高知。商店街を閑古鳥にするのはいつだってどこだってイオンである。
    なお、クレナタ構内の店は以下の通り。
    入口すぐのアイスクリーム屋(33話)
    サーティーワン
    フードコートのたこ焼き屋(34話)
    たこ風船
    2階の靴屋(35話)
    ASBee
    シネコン(36話)
    TOHO シネマズ
    ただし、専門店街とイオン(クレナタ)直営店の南北が小説と実物て逆である。
  5. 楓・椿宅
    当然、該当するマンションは存在しない。
    条件に近いものの一つとして、ここ仮想的な聖地と設定した。
    判断基準
    • 学園から徒歩圏内(概ね30分以内)
    • イオン(クレナタ)にバス一本で向かえる(32,36話)
    • バス停からマンションの間にコンビニはない(2話)
    • マンションから徒歩3分程度にコンビニ(ウェルマート)がある(2話)
    • 近くに【柳町公園】(当然同名の公園は無い)がある(2話)
    補足
    イオンに直接向かうバスは2021/10現在これらであり、学園(土佐女子)から徒歩30分以内であることを加味すれば愛宕中学付近であると想定される。付近に10階以上ある高いマンションはないが、提示したものが近い。
    ただし、8話ではどうもこのエリアは昔大きな公園があって、それを数年前に住宅地へと転用したとの記述であるが、 実際この付近は高知駅近傍でとても公園があったとは考えづらく、現実世界の住人への配慮(筆者のような聖地特定して現実世界の住民に凸しようとする厄介者への防衛)として実際の特定の場所ではないことを強調しているものと考える。これらはその他主要な建物すべてに相当する特徴である。
  6. 葵さん/綾音さん宅
    こちらについても詳細な特定には至らない(正直、する気も無い)が、概ねこの地域と推測する。なお、JR朝倉駅は実在する。朝倉までは……220円だな(105話)の通り高知駅から220円だ。
    駅からまっすぐ歩いていくと、路面電車の通る大通りに出た。その道沿いに五分ほど歩いた後に、横断歩道を渡って北へ十分。ところどころに田んぼや畑のある閑静な住宅街を進んだところ(106話)だが、朝倉駅目の前に路面電車が通っており正直間違えようがない。また、北へとのことだが、イオン(クレナタ)にて南北が逆になっていたことから、葵さん/綾音さん宅も南北を逆に検討した。

以下は記事公開までに特定、あるいは仮想的聖地設定にすら至らなかった場所である。

  1. 墓地(依岡家)
    当然現実にある場所ではないと考える。配慮し、完全空想と推測している。
    学園付近の路面電車て約10分に該当する丘と墓地は存在しない。

聖地巡礼

正直考察だけで長くなってしまったので、次の記事に分割することとしました。

携帯の機種変更(ASUS Zenfone8)

あぶすとらくと

1ヶ月ほど前、携帯の機種変更を行いました。
Google Nexus5→ASUS Zenfone8です。
1ヶ月の使用を経て感じた内容をまとめておこうと思います。
なお、当ブログはしながいサラリーマンの日記ですので、技術的評価等をまとめたものではありませんのであしからず。


買った。8/28。発売から1週間以内でした。

更新の事由

最終的な判断はNexus5のWi-Fiモジュールチップの故障でした。Wi-FiをONにしても「Wi-FiをONにしています……」のままグルグルするだけになったためです。

LTEによるモバイル通信やBluetoothNFC等の機能に問題はないのですが、いい加減寿命を感じました。なにせ、2013年12月頃から使用していたので骨董品です。
他にも、原因不明な不具合も色々生じていました。画面が突然消えたり(タッチ等は反応する。突然またつくこともある。)、「カメラにアクセスできません。」となったり、etc。ただ、いずれも再起動で治るので騙し騙しの使用を続けていました。
しかし、Wi-FIはどうも治らず、(インターネッツ集合知によればWi-Fiチップのはんだクラックの可能性。ホットガンでリフローすれば治るとあったが、はんだごてで温めた程度では治らず)次モバイル通信モジュールが破損するとデータの引き続きもままならないと考え、最低限外界と接続できる今のうちに……と判断。

 

選定

更新自体は昔から検討していたのですが、よい代替機種が見当たらず見送りを続けていました。なお、紀伊野の選定条件は以下の通り。

  • 画面が小さい。片手で持てる。
    少なくともNexus5以下。可能ならiPhone SE初代程度。
    ポケットにも入るように。持ち運びが楽なサイズで。
  • 廉価版ではない。
    メインとして使えること。3inchのようなサブ機前提のものでは無い。
  • イヤンホ端子がある。
    稀に電車に乗ったときに。無線だと、稀にしか使わないのでいざというときに充電が切れていると考えられるため。あと無くす。

なお、Zenfone8は画面サイズこそ大きくなれど、幅がNexus5同等であったので許容としました。

 

使用感想

繰り返しくどいですが、当ブログはしながいサラリーマンの日記ですので、主観が大いに含まれます。

  • でかい
    縦に大きいのは承知でしたが、そのぶん重たいです。当たり前ですが。たまにNexus5を持つと、小さくて軽いな、と思います。手首がたまにしんどくなります。
  • 容量も大きい
    最も小さくて128GB。Nexus5の4台分です。Nexus5とNexus5Xの2台持ちしてたのですが、データ全て引き継いでも余裕です。
  • よく滑る
    どこかでも読みましたが、裏面がスルスル滑ります。机に置いてフリックしようとすれば、指と同時に携帯が先に動きます。フリックできない。音ゲー人さし指勢は死活問題と思います。
    重たいので、持ってても落としそうになることもよくあります。画面はまだ割れてません。
  • 画面が暗い
    Zenfone8一番明るい画面でもNexus5の半分の明るさに負けてます。屋外では特に見づらい気がします。

    左がNexus5。同じGoogle Keepの画面だが、若干白飛びしかける程度には明るい。
  • タッチが敏感
    保護シート貼っていないためかも知れませんが、まだ画面に触れてないのにタップしたことになります。Nexus5では保護シートを貼ってたので、その差もあるとは思います。
    音ゲーとかだと、誤タップ判定でコンボ切れの恐れがあります。してないですが。
  • 写真はきれい
    Nexus5の時代と比べては酷ですが。精細です。他のカメラ重視端末は触ってないのでよくわかりません。
  • 動作は早い(と思う)
    正直、老朽化したNexus5が遅すぎるというのはありますが、概ねサクサクです。重たいゲームはしてないのでわかりません。リフレッシュレート120Hzも無用なので、最低の60で固定しています。
  • バッテリはそれなりに持つ
    新品Nexus5と同等と思います。なお、バッテリ保護機能として低速充電と上限制限があるので気持ちかもしれないですが劣化も抑えれると思います。
  • デュアルシム
    大手系と格安をダブルに挿せるのはありがたい。なお、5G対応だが居住地域に5Gはないので意味は無い。

今後の展望

まあフラグシップモデルなので、これでしばらくは保つでしょう。Nexus5の7年半は流石に悪いと思うので、5年かなぁ